渋野日向子は77で6位に後退「情けないゴルフ」ムービングデーに5つ落とす

[ 2023年8月6日 01:38 ]

米女子ゴルフツアー スコットランド・オープン第3日 ( 2023年8月5日    英国 ダンドナルド・リンクス=6494ヤード、パー72 )

第3ラウンドの14番、バーディーを決める渋野日向子(撮影・西尾 大助)
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 2打差単独首位から出た19年全英女子オープン覇者の渋野日向子(24=サントリー)は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの77とスコアを落とし、通算7アンダーの6位に後退した。首位とは6打差。前戦のエビアン選手権でメジャー初制覇を果たしたセリーヌ・ブティエ(29=フランス)が3位から66をマークし、通算13アンダーで単独首位に立った。

 ショット、パットともに苦しみ、渋野はムービングデーに今大会初の70台とスコアを落とした。中継局WOWOWのインタビューで、「最初の方はチャンスを作れていたんですけど、1個落としてから本当に情けないゴルフをしてしまったので凄い残念です」と悔しさをにじませた。

 序盤はグリーン上のタッチが合わず、パーが並ぶ我慢の展開。この日初めてパーオンを逃した6番でボギーが先行すると、12番パー4では左ラフからの第2打をポットバンカーに入れてスコアを落とした。13番で6メートルを沈めてパーを拾い、14番でバーディーを奪うなど粘りも見せたが波に乗れない。15番パー3でグリーン奥の深いラフからのアプローチを寄せきれずにダブルボギー。パー5の最終18番では第3打をグリーン手前のクリークに落としてボギーとした。

 トップとは6打差がついた。ただ、渋野には初日にボギーなしの8バーディーで64をマークした爆発力もある。最終ラウンドに向けて「悔いの残らないように頑張りたい」と語った。
 

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