伯桜鵬 あるぞ109年ぶり新入幕V!小結・阿炎に続き優勝争いトップの錦木撃破 2位タイ浮上で10勝目

[ 2023年7月21日 17:55 ]

大相撲名古屋場所13日目 ( 2023年7月21日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所13日目>錦木(右)を内掛けで破る伯桜鵬(撮影・椎名 航)
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 大相撲名古屋場所は21日、13日目の取組が行われ、快進撃を続ける前頭17枚目・伯桜鵬(19=宮城野部屋)が首位タイに立つ前頭筆頭・錦木(32=伊勢ノ海)を撃破。優勝争い“注目の一番”を制し、新入幕ながらいきなり2桁の大台となる10勝目を挙げ2位タイに浮上。逆転優勝へ向け、あす14日目の取組では単独首位に立った北勝富士(31=八角部屋)と激突することになった。

 新入幕ながら小結・阿炎を撃破し勢いに乗る伯桜鵬は、星の差1つで追いかける首位タイの錦木と撃破。一度は土俵際まで追い詰められるも、そこから盛り返し内掛けで勝利。3敗を死守し、109年ぶりの偉業となる新入幕Vの可能性を残した。

 敗れた錦木は痛恨の連敗。3敗目を喫し2位タイに後退。あす14日の取組では9勝4敗の竜電と対戦する。

 一方、首位タイに浮上した北勝富士は遠藤を寄り切りで下し、2敗をキープ。自己最多タイとなる11勝目を挙げ、単独首位に立ち初優勝へ向け前進。14日目には伯桜鵬と“注目の一番”を迎えることになった。

 この結果、混沌とする優勝争いは北勝富士が2敗をキープしたため、5敗以下の力士による賜杯の可能性が消滅。2敗の北勝富士を3敗の錦木、伯桜鵬、豊昇龍の3人、4敗の若元春ら4人が追いかける展開となった。

<名古屋場所 成績上位力士>
11勝2敗 北勝富士
10勝3敗 伯桜鵬、錦木
9勝4敗 竜電、湘南乃海、琴ノ若、若元春

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