ラグビー日本代表、W杯へ新兵器 「対人のようなイメージでできる」特製スクラムマシン

[ 2023年6月20日 04:44 ]

今合宿から新たに導入しているスクラムマシンと長谷川コーチ(撮影・篠原 岳夫)
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 ラグビー日本代表が千葉県浦安市内で行っているW杯フランス大会に向けた強化合宿は19日、第2クールがスタートした。今合宿から新たに導入しているスクラムマシンを報道陣に公開。ニュージーランド製のマシンとネット通販の購入品を組み合わせた特製であることが分かった。

 マシン単体の重さ200キロは国内で流通しているものと大差はないが、地面に固定するために設置されたコンクリートの平板、Amazonで購入したというポリタンクに水を入れると総重量2・8トン。最大の特徴は空気圧により、パッド部分が押し返してくることだ。スクラム担当の長谷川慎コーチは「日本にここだけ」と説明し、FW第3列の姫野和樹(トヨタ)は「圧がかかってきて、対人のようなイメージでできる」と好感触を得ている。

 対人よりもケガのリスクが少なく、スクラムを組みながらの筋力強化も狙いで「足腰をしっかり鍛えたい」と長谷川コーチ。世界に一つだけのマシンでジャパンスクラムを進化させる。

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