【クロールの泳ぎ方】正しいフォーム、息継ぎのコツ、速く泳ぐ方法

[ 2023年6月20日 12:00 ]

北島康介さんが設立したスイミングクラブ、キタジマアクアティクス監修の水泳記事から、クロールの泳ぎ方をリコメンド。基本の泳ぎ方やフォーム、息継ぎなどの練習方法から、よくある間違った泳ぎ方を解説します。自分の泳ぎ方と照らし合わせてみてくださいね。

「クロール」の基本の泳ぎ方

もっともポピュラーな泳ぎ方です。

正しいフォームと身体の使い方

クロールの正しいフォームは、水面に対して身体が水平になるよう姿勢をしっかり保ちます。また、水を掻くときは手を伸ばしたまま回すのではなく、肘から曲げ伸ばすようにしましょう。

肩から腕を大きく回し、身体を捻りながら水を後ろに押すことで、推進力が大きくなります。

腕の動き

クロールの正しい姿勢

  • 肘を伸ばしたまま、肩幅もしくは肩幅より少し外に腕を広げる。(フロントスカーリング)
  • 肘から先を曲げて、肘を立てる。(キャッチスカーリング)
  • 肘を曲げた状態で脇を締めながら、水を後ろに運び肘を伸ばして水を押す。(プッシュスカーリング)

足の動き

クロールの足の動きをチェック

クロールの足の動きをチェック

  1. 膝を軽く落とす。
  2. 膝から先伸ばし、水底に水を押し込む。(ダウンキック)
  3. 膝を伸ばした状態で、水面に戻す。(アップキック)

身体の動き

首から下を左右に捻る。(ローリング動作)

クロールの体の動きをチェック

息継ぎの仕方とタイミング

ローリング動作に合わせて顔を動かし、横を向いて呼吸する。

ローリングができていないと前や後ろを向いてしまい、身体が沈みやすく、呼吸がしづらくなるので注意!

よくある間違った泳ぎ方

クロールをする際、身体をしっかり捻らず、上半身だけ使って手と足を力任せに動かしていることがよくあります。

その結果、下半身が沈み、姿勢が崩れてしまいます。

下半身が沈んだクロール

※本記事は「クロール&平泳ぎの泳ぎ方。正しいフォーム、練習方法|キタジマアクアティクス監修」の一部を再編集したものです。

<Edit:編集部>

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