バスケ女子日本代表が101得点大勝　29歳PG本橋チーム最多17得点で存在感

バスケットボール女子国際強化試合   日本101―39デンマーク （ 2023年6月16日    群馬県・高崎アリーナ ）

＜日本・デンマーク＞第1クオーター、3点シュートを決める本橋
Photo By 共同

　6連覇が懸かるアジア杯（26日開幕、シドニー）を控える日本（世界ランキング9位）がデンマーク（同52位）に101―39で大勝した。試合開始から24連続得点するなど格下を圧倒。ポイントガード（PG）の本橋菜子（29＝東京羽田）が両チーム最多17得点を挙げた。17、18日もデンマークと対戦する。

　途中出場の本橋がチーム最多17得点。5アシストもマークして62点差大勝の立役者となった。同じPGの町田（富士通）がケガで離脱した中、29歳のベテランが存在感を発揮。2度手術した右膝には慢性的な痛みがあるというが、体の使い方を見直したことで、プレーに支障のない状態を維持する。

　東京五輪銀メダルメンバーも、昨年のW杯は選外。4強で来年2月の五輪世界最終予選出場権を得るアジア杯に向け「限られた時間で自分の役割を果たすことが重要」と力を込めた。