八村の高校時代の恩師・佐藤久夫さん死去　73歳　ウインターカップ6度優勝の名将

2015年、米ゴンザガ大受験を表明し笑顔を見せる八村塁（左）と佐藤久夫監督
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　バスケットボール男子の強豪、宮城・仙台大明成高監督として米プロNBAレーカーズの八村塁らを育てた佐藤久夫（さとう・ひさお）さんが8日、死去した。73歳。宮城県出身。葬儀・告別式は近親者で執り行う。

　日体大卒業後に教員となり、宮城県内の公立高で指導を開始。1986年に母校・仙台高に赴任し、99年からウインターカップ2連覇。05年に明成高監督に就任するとウインターカップでは八村を擁した13年から3連覇するなど計6度優勝。ジュニア年代の日本代表ヘッドコーチなども歴任した。

　高校時代の八村には「ハーフの大将になれ」と声をかけて背中を押し、NBAにドラフトされた際には「今度は日本の大将になってほしい」と言葉を贈っていた。