石川遼は全米オープン「予行」も兼ね「やりたいことと言えば全部!」 ASO飯塚チャレンジド

[ 2023年6月7日 15:30 ]

ファンの握手に応じる石川遼
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 男子ゴルフのASO飯塚チャレンジドは8日から4日間、福岡県の麻生飯塚GC(6809ヤード、パー72)で開催される。石川遼(31=CASIO)にとって次週に待つ全米オープン(16日開幕、米カリフォルニア州)に向けた最終チェックも兼ねた一戦となる。

 「今週、やりたいことと言えば全部なんですけど1Wからパターまでテーマがある」と話した。先週のBMWツアー選手権森ビル杯は予選落ち。特にティーショットのドローのかかりが悪かった。「右に出てそのまま抜けるみたいな感じだったので今週は先週ほど1Wをたくさん持つコースではないですけど1Wを持つときはそこがテーマ」と言った。

 チェック項目はさらに続く。「その次がフェアウエーからの長いクラブ。何が大事かと言うとアドレスの向きだとか、スイング全般の打ち方というところ」。さらに3つ目として「ウエッジでのゲームでそこはもう精度、ショートアイアンを持ったときにどのくらいワンピン以内につけられるか」と主に3つの課題を掲げ、次週につなげたい意向だ。

 既に全米オープン開催コースのロサンゼルスCCの情報収集も可能な範囲で進めている。今週のコースは距離が短いが、2打目で長いクラブを持つケースは当然、全米オープンの“予行”となる。米メジャー仕様の長い距離や深いラフも想定し、先週から4Uもバッグに入れた。「先週の感触はすごくよかった。米国にも連れていくつもり」と対策は着々と進んでいる。

 課題と修正に関しては基本的には毎週大きな変化はない。ただ翌週に全米オープンが控える今週は一層、士気も高まる。「来週、久しぶりに大きな舞台が待つ。今週から自分にできることはやっていこうという感じです」と意気込んだ。 

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2023年6月7日のニュース