静岡8位フィニッシュも来季に希望　堀川隆延ヘッド「努力して、学んで強くなって戻ってきます」

ラグビーリーグワン1部第16節   静岡27―37トヨタ （ 2023年4月23日    静岡・ヤマハスタジアム ）

＜静岡BR・トヨタ＞スタンドの声援に感謝する静岡BRフィフティーン。
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　静岡（旧ヤマハ発動機）は、反撃及ばず、8位で全日程を終えた。

　観衆1万2203人は、リーグ2季目でチームのホスト（ホーム）戦最多。堀川隆延ヘッドコーチ（49）は「勝利を届けられなくて申し訳ありません」とスタンドに頭を下げ「もっと努力して、学んで強くなって戻ってきます」と再起を期した。

　首位埼玉（旧パナソニック）を破った前節15日と同じくスクラムで優位に立った。27―28の後半30分過ぎに相手陣深くで反則を連発させるとスクラムを選択して逆転を狙ったが、反則でチャンスを逃すと3連続でPGを決められ、力尽きた。

　トライ数は4―4。後半8分にも相手陣深く攻め込みながらボールを失い、逆襲を受けてトライを許すなど、要所でのミスや反則も痛かった。「もったいなかったですね」とフッカー日野剛志（33）。昨季と同じ順位でフィニッシュしたが「昨年よりも粘り強くなっています」と成長も実感する。

　京産大在学中にアーリーエントリー制で2月25日の東京SG（旧サントリー）戦でデビュー以来、8試合連続フル出場したSO家村健太（22）は、この日、初トライをマーク。「ミスを減らしていきたいです」と来季に向けて一層のレベルアップを誓った。