東京ベイ木田晴斗　PO“前哨戦”で躍動もトライ王逃し「取りたかった」

ラグビーリーグワン最終節   東京ベイ39―24東京SG （ 2023年4月22日    東京・スピアーズえどりくフィールド ）

＜東京ベイ・東京SG＞相手タックルを振り切ってインゴールへ飛び込む東京ベイのWTB木田
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　2位の東京ベイ（旧クボタ）は3位の東京SG（旧サントリー）に39―24で逆転勝ちし、14勝1分け1敗でギュラーシーズンを締めくくった。24歳のWTB木田晴斗は1トライを奪い、今季16トライは暫定2位。5月14日のプレーオフ（PO）準決勝では東京SGと再び激突する。

　木田がPO“前哨戦”でも存在感を示した。10―5の後半2分。敵陣左22メートルライン付近でSOバーナード・フォーリーからパスを受け、一気に加速した。相手FB松島のタックルを振り切りながら、インゴールへ。今季16トライ目に「トライを取る意識が強かった。勝てたことが一番うれしい」と表情が緩んだ。

　ランキングはトップと2トライ差の暫定2位。惜しくもトライ王を逃し「ここまで来たからには取りたかった」と本音がこぼれた。

　次戦はPO準決勝で、東京SGと今季3度目の対戦となる。快足ウイングは「手応えはある。優勝に貢献できるようなパフォーマンスをする」と言葉に力を込めた。