星野陸也が連続60台ラウンド記録を「17」に更新しV圏4位浮上「欧州ツアーで優勝するのが今年の目標」

[ 2023年4月22日 17:22 ]

男子ゴルフツアー  ISPSハンダ欧州・日本トーナメント第3日 ( 2023年4月22日    茨城県 石岡GC(7039ヤード、パー70 )

<ISPS HANDA・3日目>18番、笑顔でホールアウトした星野(撮影・藤山 由理)
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 3打差の8位から出た星野陸也(26=興和)が5バーディー、1ボギーの66で回り、通算11アンダーで首位と2打差の4位に浮上した。前日、日本ツアー歴代単独1位となった出場大会での連続「60台」記録を17ラウンドに伸ばし、地元・茨城での欧州ツアー制覇に望みをつないだ。

 ショットはこの3日間で最も調子が良かったという。言葉通り快調にバーディーを重ねた。1番では残り90ヤードからの2打目をワンピンに寄せ、4番パー3では奥2メートルを沈めるなど飛ばした。唯一、悔やんだのが最終18番だ。右ラフからの2打目は予想以上に硬くなったグリーン上に着弾するも奥にこぼれ、この日、最初のボギーとなった。

 ラウンド後は「最後がもったいないボギーだったなと思いますが、なんとか最終日に上位争いできるスコアで来ているので逆転できるようにがんばりたい」と前を向いた。コースは実家から車で30分という地元。子供の頃から数え切れないほどラウンドし、攻め方は熟知している。

 グリーンも予想以上に硬くなり、難度が増して来た分、星野はより「地の利」が生きると踏んでいる。「しっかり(コースの)難しさが出ている。スコアーがそこまで出ていない。やっぱり自分の強みとして、最終日は自分のマネジメントで優勝できれば」と意気込んだ。

 昨季日本ツアー賞金ランク2位で今季の欧州ツアー出場資格が付与され、2月以降、欧州ツアー3戦に出場してきた。「欧州ツアーで優勝するのが今年1番の目標。それが地元でできれば。今、すごく優勝したいです」。青木功、松山英樹に次ぐ日本人3人目の欧州ツアー優勝へ、星野は最終日、2打差からの逆転を狙う。

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2023年4月22日のニュース