ネッツの渡辺が76ers戦で今季初先発 33分で9得点 3Pは2本成功

[ 2023年4月10日 05:29 ]

最終戦の76ers戦に先発した渡辺(AP)
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 ネッツの渡辺雄太(28)が9日、地元ブルックリン(ニューヨーク州)で行われたレギュラーシーズンの最終戦で今季初めて先発。ラプターズ時代以来、通算9回目の先発出場で今季自己最長の33分間にわたってコートに立った。フィールドゴール(FG)を8本中3本(うち3点シュートは6本中2本)、フリースローを2本中1本成功。9得点、7リバウンド、1アシスト、2ブロックショットをマークした。

 ネッツは東地区の第6シード、76ersは第3シードをすでに決めており、両者はプレーオフ1回戦でも対戦するために両軍の主力はほとんどが欠場。ネッツではサンズからシーズン途中で移籍してきたミケル・ブリッジ(26)だけが、2チームの日程の関係でリーグのレギュラーシーズンのゲーム数を1つ上回る83試合目の出場を果たして、連続出場記録を「392」に更新。ただし開始4秒で反則を犯したあとにベンチに下がった。

 試合は76ersが第4Qを34―13と圧倒したこともあって134―105(前半61―53)で快勝。オールスターゲームのスラムダンク・コンテストを制したマック・マクラング(24)がNBA通算4試合目で自己最多の20得点をマークし、チームは今季を54勝28敗で終えた。

 ネッツでは2シーズン目のガード、キャム・トーマス(21)が43分出場して46得点を記録。40得点以上は今季4回目だが自己記録にはあと「1」及ばなかった。

 NBA5シーズン目の渡辺は今季58試合に出場し平均5・5得点、2・4リバウンド。3点シュートの成功率は44・4%(135本中60本成功)で得点と成功率は自己最高成績だった。

 ネッツは76ersに対して今季106―115、133―137、98―101、105―134と4戦全敗。一度も白星を挙げないままにプレーオフ1回戦を迎えることになった。

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