横浜・田畑凌がリーグワン初出場で初トライ！「“やるぞ！”っていう気持ちだった」

リーグワン第14節   横浜45―17東葛 （ 2023年4月9日    柏の葉 ）

＜東葛・横浜＞リーグ戦初出場に気合を入れる田畑（撮影・篠原岳夫）
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　横浜（旧キヤノン）が東葛（旧NEC）を45―17で下し、9勝目（2分け3敗）を挙げた。勝ち点5を積み上げ同48で、プレーオフ（PO）進出圏内の4位キープ。CTB田畑凌（26）がリーグワン初出場で初トライを決めた。

　初キャップのチャンスで存在感を発揮した。リザーブから後半29分に途中出場。最大の見せ場は33―17で迎えた同36分だ。敵陣右ゴール手前のラックからピックアンドゴー。勢いよくインゴールへ飛び込んだ。リーグワン初出場で初トライ。仲間が駆けつけ、歓喜の輪でもみくちゃにされた。

　「“やるぞ！”っていう気持ちだった。自分がやりたいことはできた」

　先月31日の練習試合・愛知（旧豊田自動織機）戦でアピールに成功。コンディションが万全ではなかったCTB梶村祐介が欠場することもあって出場機会が巡ってきた。

　沢木敬介監督は「（練習試合で）いいパフォーマンスを出していた。日頃からハードワークして、いいパフォーマンスしたら、ご褒美じゃないけど、（チャンスが）巡ってくるものだと思うんですよ。なので、迷わずメンバーに入れました」と語る。田畑は「うれしい気持ちと（メンバーに入るという）重みを感じた」とかみしめて臨んだ。

　チームはPO出場へ前進。レギュラーシーズンは残り2試合。指揮官はデビュー戦で躍動した26歳へ「これを継続できるかどうか。一流の選手になるために学ばないといけない」と、さらなる期待を寄せた。