霧馬山 笑顔満開初V「何も分からないところから8年で初優勝できて最高です」さあ大関獲り「頑張ります」

[ 2023年3月26日 18:30 ]

大相撲春場所千秋楽 ( 2023年3月26日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所千秋楽>優勝インタビューに答える霧馬山(撮影・藤山 由理)
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 大相撲春場所は26日、エディオンアリーナ大阪で千秋楽の取組が行われ、関脇・霧馬山(26=陸奥部屋)が本割、優勝決定戦で小結・大栄翔(29=追手風部屋)に連勝し、初優勝を決めた。新関脇での優勝は清水川、双葉山、そして昨年春の若隆景以来となる史上4人目。元大関・霧島の陸奥親方が1997年に部屋を継承して以来、陸奥部屋にとっては初の賜杯となった。

 単独トップの大栄翔と1差の11勝3敗で千秋楽を迎えた霧馬山は、本割では土俵際で逆転し突き落としで勝利。12勝3敗で並んで優勝決定戦へ持ち込むと、物言いのついた一番を突き落としで制して初の賜杯を手にした。

 笑顔、笑顔の霧馬山の優勝インタビューは以下の通り。

 ――初優勝を決めた今の気持ちは。

 「本当うれしくて本当凄く緊張しています」

 ――決定戦で物言いを待っていた時の気持ちは。

 「全然分からなかったので“霧馬山の勝ち”と聞いた瞬間(両手を上にアゲるジェスチャー)こうなっちゃいました(笑い)。どこにいるのか分からない感じです」

 ――緊張はあった?

 「ちょっと緊張したけど、自分の相撲を取るという気持ちで」

 ――本割、決定戦とも攻め込まれる内容だったが。

 「そんな良い相撲じゃなかったけど最後勝って、最高でした」

 ――優勝は意識していたか?

 「全然考えられなかったので一日一番って気持ちで、はい」

 ――入門した8年前は100キロもなかった少年がここまできた。

 「最初何も分からないところから8年で初めて優勝できて最高です」

 ――優勝できた要因は?

 「同じ気持ちで、はい」

 ――来場所は大関獲り。

 「頑張ります。15日間一日一番しっかり頑張ります」

 ――この喜びを誰に伝えたい?

 「一番最初に親方に挨拶したいです」

 ――来場所への意気込みを

 「頑張ります」

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