若隆景 右膝痛め休場…じん帯、半月板の重傷で関脇陥落へ

[ 2023年3月26日 04:45 ]

大相撲春場所14日目 ( 2023年3月25日    エディオンアリーナ大阪 )

若隆景の負傷休場で不戦勝となる(撮影・後藤 正志)
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 関脇・若隆景が25日、日本相撲協会に「右前十字じん帯損傷、右外側半月板損傷などで3カ月程度の療養を要する」との診断書を提出して休場した。取り直しの末に勝利した13日目の小結・琴ノ若との最初の一番で右膝を痛めた。

 休場は一昨年初場所以来3度目で14日目の対戦相手、関脇・霧馬山は不戦勝。千秋楽も休場するため、7場所守った関脇からの陥落が確実となった。師匠の荒汐親方(元幕内・蒼国来)は「半月板も損傷している。(症状は)結構重いと思う。しっかり治してから出てきてほしい」と語り、4月の春巡業を全休させると明言。夏場所(5月14日初日、両国国技館)の出場も状態次第で判断するという。八角理事長(元横綱・北勝海)は「まずはしっかり体を治さないと。(大関昇進に)また挑戦してほしい」と再起を望んだ。

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