浅田真央さんが辻井伸行氏、三浦文彰氏と一夜限りの共演「夢のような時間」

＜「BEYOND特別公演＞ピアニスト辻井伸行さん、ヴァイオリニスト三浦文彰さんの生演奏で舞う浅田真央さん（撮影・長久保　豊）
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　フィギュアスケート女子で10年バンクーバー五輪銀メダル、世界選手権3度制覇の浅田真央さん（32）が23日、東京都立川市のアリーナ立川立飛で自身がプロデュースするアイスショー「BEYOND」を開催。本公演後にはピアニストの辻井伸行氏（34）、バイオリニストの三浦文彰氏（30）の生演奏に合わせて浅田さんが演技する、一夜限りの特別公演に臨んだ。

　特別公演では辻井、三浦両氏の奏でるフランツ・リストの「愛の夢」の生演奏で、淡い紫色を基調とした衣装に身を包んだ浅田さんが優雅なスケーティングを披露。10～11、11～12年シーズンのフリーで使用した旋律との調和で、会場を埋めた観客から惜しみない拍手と歓声を浴びた。

　特別な1日を終えた浅田さんは、「本当に私も夢のような、辻井さんのピアノと、三浦さんのバイオリンと、本当にスペシャルな何にも代えがたい時間でした」と共演した2人に感謝。ファンに向けても「引退後も素晴らしい舞台で滑れるのは、皆さんのおかげです」と話し、万雷の拍手を浴びた。