ラグビーW杯フランス大会まであと半年 前大会メンバーが主力、サプライズ選出は“薄め”

[ 2023年3月8日 05:00 ]

坂手淳史(左から3人目)ら日本代表フィフティーン(22年7月撮影)
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 W杯代表メンバーは前回大会までの31人から33人に枠が広がる。19年大会の日本はFW18人、バックス13人の構成だったが、今大会は19+14となることが有力。専門職のプロップは5、6人、フッカーとSHは3人が選出されるのが確実で、他は故障者が出た場合、複数ポジションをこなす選手で穴埋めすべく、ジョセフHCは数年かけて準備してきた。

 坂手の他にもプロップ稲垣、フッカー堀江(ともに埼玉)、リーチ、No・8姫野(トヨタ)、SH流、CTB中村亮、FB松島(いずれも東京SG)ら19年大会の中心選手の代表入りが確実。コロナの影響で20年は活動が止まり、新戦力が台頭する機会が過去の大会よりも少なかったため、前回は10人だった連続出場選手が13~15人に増えるとみられる。21年以降に代表デビューしたロックのディアンズ(BL東京)、SH斎藤(東京SG)、CTBライリー(埼玉)も初選出が有力。すでに候補者は40人程度に絞られているとみられ、ノンキャップ選手が選ばれる“サプライズ”は可能性が薄そうだ。

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2023年3月8日のニュース