帝京大・松山主将&相馬監督 “勝利後のお決まり”熱いハグで喜び表現「最高でした」

[ 2023年1月8日 22:43 ]

ラグビー全国大学選手権決勝   帝京大73―20早大 ( 2023年1月8日    東京・国立競技場 )

<帝京大・早大>優勝し、泣きながら抱き合う相馬監督(左)と松山主将(撮影・久冨木 修)
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 帝京大が早大を73―20で圧倒し、2大会連続11度目の優勝を果たした。9連覇を含む10度の優勝に導いた岩出雅之前監督(64)に代わり、今季から指揮を執った相馬朋和監督(45)は就任初年度で大学日本一を達成。CTB松山千大主将(4年)は指揮官とともに大学最後の試合で有終の美を飾った。

 勝利後に熱い抱擁を交わした。相馬監督は試合に勝利するとハグで喜びを表現するのがお決まり。「試合に勝つと、めっちゃ喜んでくれてハグしてくれる」と松山。これまでは、対抗戦優勝の時が一番強いハグだったというが、この日はより強烈で「最高でした。対抗戦の時より強かったです」と笑った。

 松山は取材などで相馬監督の人柄を質問されると、決まってこう答えてきた。「情熱的な方」。主将として指揮官の熱い指導や思いをしっかりと受け止めていた。

 相馬監督も、指揮官として初めて指導した4年生へ特別な感情を持っていた。「(今の)4年生は私にとって初めての(監督として指導した)4年生。これからの基準になる。仲の良い4年生たちだった。試合に出る出ないに関わらず、常に一生懸命、チームのためにできることを探してくれた。学生スポーツの素晴らしさ、成長する喜びとうれしさ、そんなものをたくさんくれた4年生だった」。新米指揮官は、試合後の記者会見で隣に座る主将へ感謝を伝えた。

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2023年1月8日のニュース