青学大・原監督「失敗とは出来事ではなく、何もせず立ち止まっていること」V奪回へ箱根駅伝翌日から始動

[ 2023年1月7日 17:00 ]

青学大・原監督
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 青山学院大陸上部の原晋監督(55)が7日、TOKYO FM「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(土曜前10・00)にリモートでゲスト出演。連覇を狙いながらも3位で終えた、1月2、3日の「第99回東京箱根間往復大学駅伝」(箱根駅伝)を振り返り、来年の雪辱を誓った。

 時間がたつほど「悔しさが増している」と語った原監督。優勝した時には何十回も映像を見返すが、今年はまだ一度も見ていないという。人生には上り坂、下り坂、まさかの3つの坂があり、「どんな坂よりも今年の“まさか”はきつかった」と、ケガの影響で本番直前までメンバーが決めらなかった苦悩なども明かした。昨年12月当初に描いていたオーダーは、実際は1区間も当てはまらなかったという。「駅伝は何が起こるか分からない。改めて難しさを知った」と振り返った。
 
 記念の次回大会に向けて、新チームは早くも箱根駅伝翌日の4日から始動。「失敗とは何かをやった出来事ではなく、何もせず立ち止まっていること」と語り、「今日の常識は明日の非常識。改革心を持って、必ずリベンジしたい」と原節で力強く締めくくった。

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2023年1月7日のニュース