静岡が開幕3連敗 堀川HC「チャンスはつくっているので、どう生かしていくか」

[ 2023年1月7日 19:02 ]

ラグビーリーグワン第2節   BL東京29―16静岡 ( 2023年1月7日    神奈川・等々力 )

<BL東京・静岡>後半、インゴールを目指して突進するBL東京のNo.8リーチに防ごうとする静岡だが…
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 静岡は今季初白星ならず、開幕3連敗となった。今季初めて先制を許すも、WTB矢富洋則(27)と日本代表フッカー日野剛志(32)のトライとなどで、13―14で前半終了。後半開始直後の好機を逃すとBL東京のWTBジョネ・ナイカブラ(28)に連続トライを許すなど点差を広げられた。

 後半15分にはNo・8クワッガ・スミス(29)が危険なプレーの判定でシンビン(10分間の一時退場)。既に交代枠を使い切った後の後半34分にはSOサム・グリーン(28)が負傷で退場と、相次いで数的不利に見舞われながら、懸命に食い下がったが、チャンスでの反則も響き、新年初笑いとはいかなかった。

 「チャンスを確実に決めないと」と地元・神奈川で今季初先発のCTB白井吾士矛(27)。同期加入の白井のパスを受け、相手No・8リーチマイケル(34)のタックルを振り切りトライした矢富洋も「トライは狙い通りでしたが、ディフェンスで受けてしまいました」と反省した。

 13―29の後半33分にPGで確実に点差を詰める展開も、3試合連続勝ち点上積みはならなかったが、第1、2節でやや安定感を欠いたラインアウトは確実性が格段とアップ。ロック桑野詠真(28)は「長身の選手が多い相手に対し、スピードやタイミングを意識しました」と収穫も得た。

 「チャンスはつくっているので、どう生かしていくか」。堀川隆延ヘッドコーチ(49)は、BR東京をヤマハに迎える次節15日のホストゲームな視線を向けた。

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2023年1月7日のニュース