館内から日本出身横綱が消えた! 17年春場所の「稀勢の里最後の優勝額」が撤去される

[ 2023年1月7日 09:03 ]

<稀勢の里優勝額撤去>撤去される稀勢の里最後の優勝額(撮影・藤山 由理)
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 東京・両国国技館に展示されている大相撲の幕内最高優勝力士が描かれた優勝額で、2017年春場所の横綱・稀勢の里(現二所ノ関親方)「最後の1枚」が7日午前に撤去された。これで日本出身横綱の優勝額が消滅した。

 午前8時37分、作業員がワイヤーを使って額を下ろし、慎重に館外へと運び出された。稀勢の里の優勝額は、17年初場所の初優勝の1枚は地元の茨城県阿見町に寄贈。今回で「お役御免」となった2枚目は二所ノ関部屋で展示される。

 国技館内には四方に各8枚ずつ直近場所の優勝額32枚が掲示され、年3回の東京場所ごとに古い2枚が新しい2枚と入れ替えられる。今回は昨年秋場所の玉鷲(2度目V)と九州場所(阿炎)の2枚が掲示され、正面にある2017年春場所の稀勢の里と同年夏場所の白鵬の額が撤去となった。
 

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2023年1月7日のニュース