セーリング連盟、AOKIからの協賛金は合計1500万円 馬術連盟は?組織委元理事に2億円以上渡るも…

[ 2022年8月1日 18:26 ]

国立競技場と五輪マーク
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之元理事(78)のコンサルタント会社が紳士服大手AOKIホールディングス(HD)側から多額の資金を受領した事件に関連し、日本セーリング連盟が1日、オンラインで取材に対応した。

 AOKI側からの選手強化費名目とされた約2億3000万円が、広告大手電通の関係者が介在し、電通の関連会社(当時)を通じて高橋氏が代表のコンサル会社「コモンズ」に渡った。

 コモンズは日本オリンピック委員会(JOC)加盟の日本セーリング連盟と日本馬術連盟にAOKI側の名義で寄付。AOKI側としては、全額寄付されたとの認識だったとされるが、かなりの金額が高橋氏側に残っていたという。

 日本セーリング連盟の望月宣武常務理事によると、AOKIからの協賛金という認識で「コモンズ」とは別の会社と18年9月1日に契約。20年9月30日までの契約期間で金額は合計で1500万円だったと説明し、「こちら側(セーリング連盟)には何もやましいことはない」と話した。

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2022年8月1日のニュース