ジョコビッチがウィンブルドンで4連覇 キリオスを下して通算7回目の優勝

[ 2022年7月11日 08:09 ]

ウィンブルドン選手権最終日 ( 2022年7月10日    ロンドン・オールイングランド・クラブ )

ウィンブルドンで4連覇を達成したジョコビッチ(AP)
Photo By AP

 男子シングルス決勝では第1シードのノバク・ジョコビッチ(35=セルビア)がニック・キリオス(27=オーストラリア)を4―6、6―3、6―4、7―6(7―3)で破って4連覇を達成。この大会ではピート・サンプラス(米国)に並ぶ歴代2位となる通算7回目の優勝を飾り、ロジャー・フェデラー(40=スイス)の最多記録(8)にあと「1」と迫った。

 四大大会での優勝はフェデラー(20回)を抜いて歴代単独2位の21回目。この大会の準決勝を前にして腹部筋肉の故障で棄権したラファエル・ナダル(36=スペイン)が保持している22回の最多記録にもあと「1」とした。

 ただしジョコビッチは新型コロナワクチンに関して「受けていないし、受けるつもりもない」と語っており、未接種者の入国を認めていない米国への入国は現時点では不可。従って8月29日に始まる全米オープンへの出場は、“強制送還”となった今年1月の全豪オープン同様に不可能となっており、今年度内にナダルに優勝回数で追いつくことはできない状況となっている。

 ノーシードのキリオスはナダルの棄権で準決勝を“不戦勝”で勝ち進み、初めて四大大会の決勝に進出していたが、ビッグタイトルを獲得することはできなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月11日のニュース