今季メジャー初戦　木下稜　連覇に意欲

大会連覇に挑む木下稜介
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　男子ゴルフの国内メジャー第1戦、BMW日本ゴルフツアー選手権森ビル杯はあす2日、茨木・宍戸ヒルズCC西Cで開幕する。

　前年優勝者の木下稜介（30＝ハートランド）が1日、日本ゴルフツアー機構の青木功会長（79）らと会見し連覇への意欲を示した。

　「人生のターニングポイントになった試合。昨年優勝して人生が変わった。思い入れもあります」

　発奮材料もある。今年から大会のタイトルスポンサーとなったBMWと契約を交わし、「一番気合が入る日本ツアーじゃないかと思います」と話す。

　さらに今大会の優勝者には米ツアーのZOZOチャンピオンシップ（10月）と欧州ツアーのBMW招待（6月）の出場資格が与えられ、メジャーの全英オープンの出場の可能性も出てくる。

　「全英は今年が150回大会で開催コースが聖地セントアンドリュース。どうしても出たい大会です。この大会で優勝して出たい。勝つしかないと思っている」

　今週は入場者の上限が撤廃され、ファンの声援の後押しも期待できる。

　青木会長も「ギャラリーのみなさんに試合の臨場感を実感してもらいたい。この試合に勝てばPGAツアーや欧州ツアーにも出られる。今までこの大会で2連覇した選手はいないので、木下君にはぜひやってほしい」と熱戦を期待していた。