樋口新葉 フリーでもトリプルアクセル成功!浅田真央以来日本女子2人目 合計214・44点で5位

[ 2022年2月17日 22:23 ]

北京五輪第14日・フィギュアスケート女子フリー ( 2022年2月17日    首都体育館 )

<北京五輪 フィギュア>女子フリー、演技をする樋口新葉(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪フィギュアスケートの女子フリーが17日に行われ、ショートプログラム(SP)5位の樋口新葉(21=明大)はSPに続いてトリプルアクセル(3回転半)を決め、フリー140・93点、合計214・44点で5位となった。SP、フリーともにトリプルアクセルを成功したのは10年バンクーバー銀の浅田真央以来、五輪で日本人2人目の快挙となった。

 「ライオンキング」に乗って冒頭のトリプルアクセルを成功。続くルッツ―トーループの連続3回転は転倒したが、その後は「ライオンキング」の雄大な世界を情熱的に表現し、合計では自己ベストとなる214・44点をマークした。

 15日のSPは73・51点で5位。出来栄え評価(GOE)で1・71点を稼ぐ完璧なトリプルアクセルを決めて、女子では伊藤みどり、浅田、長洲未来(米国)、今大会の団体戦で成功させたワリエワ(ROC)に続く史上5人目の成功者となった。「フリーもアクセルを入れる。取りこぼしのないように、集中を切らさず、落ち着いて、でも、思い切りいきたい」と話していたように、フリーでも果敢に大技に挑んで見事に成功。夢舞台で攻めの姿勢を貫き、観客を魅了した。

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