昨日の敵は今日も敵?姫野「仲良くできるか不安」南ア世界一FWに ラグビーリーグワン・トヨタが会見

[ 2021年12月22日 11:55 ]

トヨタの姫野
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 ラグビーリーグワンのトヨタは22日、愛知県豊田市内で来年1月の開幕に向けて会見を行い、No・8姫野和樹、SH茂野海人の両共同主将に加え、19年世界最優秀選手のロック/フランカー、ピーターステフ・デュトイ(南アフリカ)とロックのパトリック・トゥイプロトゥ(ニュージーランド)の両新加入選手が出席した。

 昨季はニュージーランドのハイランダーズに期限付き移籍していた姫野は、2シーズンぶりの国内でのプレーとなる。チームはトップリーグ最終年で4強止まり。悲願の優勝に向けて、「初代王者を目指しているが、今に集中するために足元を見て、最高のパフォーマンスを出したい」と一戦必勝を宣言。個人のプレーとしては「ジャッカルが自分の強みなので見てほしい。19年W杯以降、ファンもなかなか生で見られなかったと思う。ぜひ会場に足を運んでほしい」と呼びかけた。

 FW第3列で共闘することになりそうなデュトイの印象を問われると、「生で見て、“この野郎”と。19年(W杯準々決勝で南アフリカに)負けた。仲良くできるか不安」と茶目っ気たっぷりにジョークを飛ばし、笑いを誘った。昨季所属したオーストラリア代表主将のマイケル・フーパーとの同時プレーはかなわなかったが、今季もチームは世界の超大物を獲得し、共闘が実現しそう。「本当に凄く真面目でハードワーカー。練習では100%を出す。勉強することは多い。ワクワクしている」と開幕を楽しみにしていた。

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2021年12月22日のニュース