錦織は2回戦敗退 4大大会シングルス101勝目ならず、ミス連発で流れ乗れず

[ 2021年7月2日 00:52 ]

テニス ウィンブルドン選手権第4日 ( 2021年7月1日    英ロンドン・オールイングランド・クラブ )

ウィンブルドン選手権男子シングルス2回戦で敗れた錦織(ロイター)

 男子シングルス2回戦で世界ランキング53位の錦織圭(31=日清食品)が同78位のジョーダン・トンプソン(27=オーストラリア)に5―7、4―6、7―5、3―6で敗れた。試合時間3時間5分。凡ミスが相手の2倍以上の49回を数え、流れに乗れなかった。特に第1、2セットはリターンに苦しみ「1、2セット目はフォアがまったく入らなかった。イップス的な感じ。理由は分からない。急にまったく入らなくなったので。3セット目から入るようになり、治ったので良かったですけど」と振り返った。

 前日の1回戦突破で4大大会通算勝利数が100の大台に到達。芝での自信を深めつつあったが、15年大会以来6年ぶり(昨年はコロナ禍で中止しており5大会ぶり)に3回戦進出を逃した。次戦は東京五輪が待つ。シングルスと、マクラクランとペアを組むダブルスに出場予定で「賞金もランキングポイントもないが、五輪は特別なものだと考えている」と16年リオ五輪に続く2大会連続のメダルを目指す。

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