五輪観客向けのコロナ対策ガイドライン公表 違反者には入場拒否や退場措置も

[ 2021年6月24日 05:30 ]

オリンピック開催が近づく国立競技場(撮影・木村 揚輔) 
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は23日、観客向けのコロナ対策ガイドラインを公表した。入場時や会場内ではマスクの常時着用(2歳未満は不要)などを順守事項とし、違反者には組織委の判断で入場拒否や退場措置を取る場合があるとした。

 人出抑制の観点から「直行直帰」が求められ、時差来場や最小限の手荷物を推奨。入場時の検温で2度37・5度以上だった場合は入場を断る。陰性証明書を提示する必要はないが、陽性歴があり無症状でも2度の検査陰性が確認できなければ入場拒否の対象となる。売店やトイレでの待機列はなるべく2メートル、最低でも1メートルの距離確保を要望し、大声を出しての応援や肩を組んだりハイタッチなどの接触行為も禁じた。

 観戦後も座席番号を確認できるよう、チケットのデータは最低14日間の保管が求められる。

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2021年6月24日のニュース