川淵三郎氏「森さんを傷つけたくない」 やり取りは明かさず「言いたくない」

[ 2021年2月12日 21:05 ]

東京五輪・パラリンピック組織委の評議員会と理事会の合同懇談会前に言葉を交わす森喜朗会長(左)と川淵三郎氏(代表撮影)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は12日、都内で理事会と評議員会の合同懇談会を開催。前日11日に森喜朗会長(83)から“後継者”に指名されていた日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏(84)は、合同懇談会終了後に報道陣の取材に応じた。森氏から要請があったことなどのやりとりについて「森さんに対していろんなことを言いたくない。森さんを傷つけたくないから」と語った。

 合同懇談会では後任の辞退宣言をした川淵氏。周囲の反応については「“しんっ”としてた。言葉は何もなし。良かったと思ってくれたんじゃない?」と苦笑しながら明かした。また、選手村の村長と評議員は続ける意向を示し「選手村の村長に生きがいを求めてオリンピックが楽しめればいいと思う」と話した。

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