JOC山下会長、森氏の功績強調「森会長がいなかったら達成できなかった」 叱責されたエピソードも

[ 2021年2月12日 19:35 ]

JOCの山下泰裕会長
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は12日、都内で理事会と評議員会の合同懇談会を開催した。合同懇談会終了後には組織委員会理事で日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)が報道陣の取材に応じ、冒頭で自ら発言を求め「(森会長は)皆さんご存じの通り、スポーツ基本法、ナショナルトレーニングセンター(NTC)、ラグビーW杯、2020大会など、森会長の力だけではないが、森会長がいなかったら達成できなかった」とスポーツ界で森氏が果たした貢献の大きさに触れた。また、「(森会長は)パラリンピックをはじめとした障がい者スポーツにも熱心だった。JOCに対しても『何で自分たちのことしか考えないんだ』とか『もっと寄り添うことができないんだ』と、たびたび叱責された」とエピソードも披露した。

 ただし、女性差別発言については「あの発言そのものは非常に不適切。海外の反響はすごいものがあった。辞任は致し方ない」と話していた。

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2021年2月12日のニュース