組織委・武藤事務総長、次期会長は「性別を議論する必要はない。適任者を選ぶ」

[ 2021年2月12日 19:25 ]

東京五輪・パラリンピック組織委の理事会・評議員会の合同懇談会を終え、記者会見する武藤敏郎事務総長(右、左は組織委の高谷正哲スポークスパーソン)=代表撮影
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は12日、理事会と評議員会の合同懇談会を開催し、武藤敏郎事務総長が会見を行った。

 女性を巡る発言の責任を取って、森喜朗会長が辞任を表明。武藤事務総長は後任会長の候補を選考する委員会を設置すると発表し、委員長は組織委の御手洗冨士夫名誉会長が務める。後任会長の候補には、橋本聖子五輪相などが浮上。「新会長に女性がふさわしいか」と問われた武藤事務総長は「私は会長の選考にあたって、性別を議論する必要はまったくないと思っている。適任者を選ぶ」と話した。

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2021年2月12日のニュース