大坂なおみ　2年ぶり16強入り「今大会で1番タフな試合だった」

テニス全豪オープン第5日 （ 2021年2月12日    オーストラリア・メルボルンパーク ）

＜全豪オープンテニス第5日＞女子シングルス3回戦でフォアハンドショットを放つ大坂なおみ（AP）
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　女子シングルス3回戦で世界ランキング3位の第3シード大坂なおみ（23＝日清食品）は同30位のオンス・ジャブール（26＝チュニジア）に6―3、6―2で、1、2回戦に続いてストレート勝ち。2年ぶりに16強入りした。4回戦では、同14位のガルビネ・ムグルサ（27＝スペイン）と対戦する。

　試合後、大坂は「私にとっては楽しかったです。皆さん、楽しんでくれたでしょうか」と観客に話しかけた。相手のジャブールは「ドロップショットが怖かった」と言い、何度も相手のブレークポイントをしのいでサービスキープし「1つ1つのポイントに集中して戦うことを意識しました。今大会で1番タフな試合だった。ベストを尽くすことだけを考えました」と振り返った。そして「きょうはフラストレーションたまりました。自分のプレーができない場面もあったので。でも、戦い続けていればチャンスがあると思ってプレーしました」と勝因を語った。4回戦の相手、ムグルサについては「全くまだ何も考えていません。ムグルサとはかなり前に1回練習したことがあります。とにかく気持ちを新たにして臨みたいと思います」と話した。