ラプターズ勝率5割到達ならず セルティクスに14点差で敗戦 渡辺は2試合連続で欠場

[ 2021年2月12日 11:47 ]

ゴール下でシュートに持ち込むラプターズのラウリー(AP)
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 NBAラプターズは11日、敵地ボストン(マサチューセッツ州)でセルティクスに120―106(前半56―66)で敗れて12勝14敗。3連勝を逃して今季初の勝率5割には届かなかった。左足首を捻挫している渡辺雄太(26)は10日のウィザーズ戦に続いて欠場。カイル・ラウリー(34)が24得点、パスカル・シアカム(26)が23得点を挙げたものの、2日のマジック戦でチーム史上最多の54得点を記録していたフレッド・バンブリート(26)は今季自己最少の5得点にとどまり、一度もリードを奪うことなく敗れ去った。チーム・リバウンド本数では32―49と劣勢。3点シュートの成功率もセルティクスが51・3%(39本中20本)だったのに対し、ラプターズは32・1%(28本中9本)と低調だった。

 セルティクスは3試合ぶりの勝利で13勝11敗。先発フォワードのシミー・オージェレイ(26)がチーム最多の24得点、ケンバ・ウォーカー(30)が21得点、ジェイソン・テータム(22)が17得点と9アシスト、ドラフト1巡目(全体26番目)に指名された185センチの新人ガード、ペイトン・プリチャード(23)は6本の3点シュートなどで20得点を稼いで勝利に貢献した。

 ラプターズは14日(日本時間15日)に準本拠地としているタンパ(フロリダ州)でティンバーウルブスと対戦。この試合から渡辺は復帰すると見られている。なお本来の本拠地はカナダのトロントだが、カナダ国内における新型コロナウイルスの感染防止対策による制限が緩和されていないことから、今季はシーズンが終了するまでタンパで日程を消化することになった。

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