聖火リレースタート地点 福島「Jヴィレッジ」で調整 復興五輪の理念反映へ

[ 2019年3月6日 05:30 ]

五輪

福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」
Photo By 共同

 2020年東京五輪で福島県からスタートする聖火リレーの具体的な出発地について同県楢葉町、広野町のサッカー施設「Jヴィレッジ」とする方向で関係機関が最終調整していることが5日、分かった。東京電力福島第1原発事故の対応拠点としての役目を終え、昨年7月に主要施設の営業を再開した同施設は復興のシンボルの一つと位置づけられている。出発地に決まれば復興五輪の大会理念を反映した聖火リレーのスタートとなる。

 Jヴィレッジは1997年にサッカーのナショナルトレーニングセンターとして開設。第1原発から約20キロに位置しており、事故後は対応拠点として使用されたが、今年4月に全面オープンする。東京五輪の聖火リレーは20年3月26日にスタートする。

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2019年3月6日のニュース