フェルナンデス “引退試合”欧州選手権SPは3位発進 コリャダが首位

[ 2019年1月24日 23:36 ]

欧州選手権SPで3位発進となったフェルナンデスの演技(AP)
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 フィギュアスケートの欧州選手権は24日、ベラルーシ・ミンスクでで男子ショートプログラム(SP)が行われ、今大会での引退を表明している平昌五輪銅メダリストのハビエル・フェルナンデス(27=スペイン)が7連覇を目指し、最終滑走者として登場し、91・84点で3位発進した。

 今大会のフェルナンデスのプログラムは、SPが15年シーズンと16年シーズンで使用した「マラゲーニャ」。今季は試合には出場していなかったが、4回転トーループ―2回転トーループ、4回転サルコー、3回転半と2本の4回転を入れるジャンプ構成で臨み、回転不足や着氷の乱れがあったものの全て着氷。最初から観衆の手拍子が響く中、情感たっぷりに滑りきった。

 昨年の世界選手権3位のミハイル・コリャダ(23=ロシア)が、冒頭の4回転トーループ―3回転トーループなど、3つのジャンプをきっちり決め、ただ一人100点台に乗せるシーズンベストの100・49点をマークし首位に立った。アレクサンドル・サマリン(20=ロシア)が冒頭の4回転ルッツ―3回転トーループをきっちり決め91・97点で2位、フランス大会王者のケビン・エイモズ(21=フランス)がスピード感のある演技を見せ88・02点で4位に付けた。

 アリーナ・ザギトワ(16=ロシア)が首位に立っている女子のフリーは25日、男子のフリーは26日に行われる。

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