錦織 逆転負けに「自分に敗因」「悔いが残るタイブレーク」

[ 2017年6月8日 05:30 ]

全仏オープン準々決勝に登場した錦織(AP)
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 テニスの全仏オープンは7日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング9位の錦織圭(27=日清食品)は世界1位のアンディ・マリー(30=英国)に激戦の末、逆転で敗れた。

 【錦織と一問一答】

――試合を振り返って。

 相手がよくなったのもあるが、どちらかというと今日は自分に原因があった。チャンスがありながら負けた悔しさがある。

――出だしは素晴らしかった。

 第1セットは凄く落ち着いて、戦術的にやらなきゃいけないことを的確にできていた。相手がそんなにいいわけではなかったし、これ以上ないプレーの内容と結果がついてきた。

――第2セットから乱れた。

 サービスゲームを落としてリズムが変わり始めた。やらなきゃいけないことができなくなかった。彼のレベルが確実に上がったので、自分が耐えきれなくなったり、無理をしてしまったかもしれない。

――集中力が続かないのが課題と言っていたが。

 一番悔いが残るのはタイブレーク。ミスが相次いだのとダブルフォールト。もったいないミスばかりだった。第3セットをどうにか取っていれば、第4セットも自信を持ってプレーできた。

――フィジカル的には?

 今日は意外と戻ってきていた。3、4回戦は痛いところがあったが、戦いながら回復することもできている。体は強くなってきている証拠だと思う。ウィンブルドンに向けていい準備をしたい。

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2017年6月8日のニュース