カトパン 美宇の攻めと受け身、両方の気持ち分かるのは大きな武器

[ 2017年4月25日 09:32 ]

平野のアドバイスを受けサーブする加藤綾子
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 【カトパン突撃!取材後記】「まばたきするたびに泣きそうでした」。美宇選手のリオ五輪を振り返った、この言葉に胸を打たれました。当時は代表から外れてサポートする立場に。目の前でメダルを獲った仲間を祝福していても心に残る悔しさ。それが彼女を強くしたと思います。

 これまでの周りをサポートする受け身のスタイルから攻めの卓球へ。美宇選手自身が、どうすれば勝てるのかを考えて答えを出しました。それを素直に受け入れられたのも彼女の強さでしょう。性格も本当に可愛らしいですし年下ですけど尊敬しています。

 攻めと受け身、両方の気持ちを分かっていることも大きな武器になるはずです。もう涙をこらえる顔は見たくないです。東京五輪で一緒に笑いながら「いちご大福」を頬張る日を楽しみにしています(加藤 綾子)

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