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スペイン W杯カタール2022

スペイン代表メンバー

背番 選手名 生年月日 所属
GK
23 ウナイ・シモン 1997/6/11 アスレチック・ビルバオ(スペイン)
1 ロベルト・サンチェス 1997/11/18 ブライトン(イングランド)
13 ダビド・ラヤ 1995/9/15 ブレントフォード(イングランド)
DF
15 ウーゴ・ギジャモン 2000/1/31 バレンシア(スペイン)
  ホセ・ルイス・ガヤ 1995/5/25 バレンシア(スペイン)
4 パウ・トーレス 1997/1/16 ビジャレアル(スペイン)
14 アレハンドロ・バルデ 2003/10/18 バルセロナ(スペイン)
18 ジョルディ・アルバ 1989/3/21 バルセロナ(スペイン)
3 エリック・ガルシア 2001/1/9 バルセロナ(スペイン)
20 ダニエル・”ダニ”・カルバハル 1992/1/11 レアル・マドリード(スペイン)
2 セサル・アスピリクエタ 1989/8/28 チェルシー(イングランド)
24 エメリク・ラポルト 1994/5/27 マンチェスター・シティー(イングランド)
MF
9 ガビ 2004/8/5 バルセロナ(スペイン)
26 ペドリ 2002/11/25 バルセロナ(スペイン)
5 セルヒオ・ブスケツ 1988/7/16 バルセロナ(スペイン)
6 マルコス・ジョレンテ 1995/1/30 アトレチコ・マドリード(スペイン)
8 コケ 1992/1/8 アトレチコ・マドリード(スペイン)
19 カルロス・ソレール 1997/1/2 パリSG(フランス)
16 ロドリ 1996/6/22 マンチェスター・シティー(イングランド)
FW
22 パブロ・サラビア 1992/5/11 パリSG(フランス)
21 ダニエル・”ダニ”・オルモ 1998/5/7 ライプツィヒ(ドイツ)
7 アルバロ・モラタ 1992/10/23 アトレチコ・マドリード(スペイン)
10 マルコ・アセンシオ 1996/1/21 レアル・マドリード(スペイン)
11 フェラン・トーレス 2000/2/29 バルセロナ(スペイン)
25 アンス・ファティ 2002/10/31 バルセロナ(スペイン)
17 ジェレミ・ピノ 2002/10/20 ビジャレアル(スペイン)
12 ニコ・ウィリアムズ 2002/7/12 アスレチック・ビルバオ(スペイン)

◆は追加招集
※DFホセ・ガヤがケガのため離脱。DFアレハンドロ・バルデを追加招集(11/18)

スペイン 12大会連続16度目出場 3大会ぶり2度目優勝を目指す


Photo by 時事

 スペインは通算16度目のワールドカップ(W杯)出場で、1978年アルゼンチン大会から12大会連続出場を達成。2010年南アフリカ大会を制したが、78年大会以降の参加で準決勝以上に進んだのはこの1度のみ。一方で、過去5度のうち4度は1次リーグを首位通過している。

 W杯では次のゴールがスペインにとって大会通算100点目となる。1934年イタリア大会でホセ・イララゴーリがブラジルとのベスト16戦で最初のゴールを決め、試合は3-1で勝った。

 W杯カタール大会欧州予選では、スペインの平均ボール保持率は76%と高く、相手に許したシュート数はイングランドと並び、8試合で38本と少なかった。

 22歳のフェラン・トレスは欧州予選で他のスペイン選手の少なくとも2倍となる4ゴールを挙げ、最多19本のシュートを放った。同姓のフェルナンド・トレスが当時22歳の2006年ドイツ大会で3ゴールを決めて以降、スペインで最も若いW杯得点者となる可能性がある。

 ルイスエンリケ監督は、スペイン代表選手として1994年米国大会、1998年フランス大会、2002年日韓大会に渡ってW杯に出場し、12試合で2得点。スペイン代表監督としては準決勝に導いた2021年の欧州選手権に続き、W杯が2度目の主要大会となる。同選手権でスペインは優勝したイタリアと並び、最多13得点をマークした。(スタッツ・パフォーム時事)*データ等はスタッツ・パフォーム調べ



中盤充実も決定力不足が気がかり

 今大会の予選はスウェーデンなどとB組に入り、6勝1分け1敗でW杯切符を手にした。ルイスエンリケ監督は10代や準優勝した東京五輪世代の選手を積極起用した。W杯予選では毎試合先発メンバーを大幅に入れ替えながら、「お家芸」とも言える高いボール保持率を維持。モラタ、アセンシオらを中心としたFW勢に、中盤は新星ガビに加え、主将を務めるブスケツも健在。守備の要だったセルヒオラモスは負傷の影響で招集外が続くが、配球技術の高いラポルトが最終ラインをまとめる。

 スペインが狙うのは初優勝を果たした2010年南アフリカ大会以来の頂点。14年ブラジル大会はよもやの1次リーグ敗退を喫し、前回ロシア大会は決勝トーナメント1回戦で開催国にPK戦の末敗れた。決定力不足は懸念材料だが、F・トレスがゴール量産の兆しを見せている。「無敵艦隊」がカタールで復権を目指す。(時事)