J2長崎“格上”浦和を撃破　下平隆宏監督「クラブとしても大きなこと」　19年には横浜、G大阪に勝利

ルヴァン杯1stラウンド3回戦   長崎1―0浦和 （ 2024年5月22日    トランスコスモススタジアム長崎 ）

　各地で行われ、J2長崎はホームで浦和と対戦し1―0で勝利。プレーオフ進出を決めた。

　ボール支配率は37％だったが、自陣でのパスカットから攻め上がる展開が目立った。守備でも無失点に抑え、下平隆宏監督は「揺さぶられるのを覚悟していた。ラインコントロールとスライドを切らさずにやってくれた」と評価した。

　後半にDFモヨ・マルコム強志が一発退場のレッドカードを受けるも、同33分にフアンマ・デルガドがペナルティエリア中央からヘディングシュートを決めて決勝点を挙げた。スペイン出身FWは「マルコス（・ギリェルメ）から良いボールが来て決めることができた。みんなのおかげ」と笑顔で語った。

　19年にはグループステージで横浜を破り、プレーオフでG大阪に勝利している。今大会でも2回戦の磐田に続き、浦和も撃破。指揮官は「クラブとしても大きなこと。ここでしっかりJ1の2チームをたたいて上に行けるのは非常にチームとしても力を発揮できた。サポーターもそうだし、選手たちが最後まで戦ってくれたことに感謝している」と称えた。リーグ戦では14試合負けなしの2位。長崎の快進撃は続く。