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【五輪最終予選】日本協会・宮本恒靖会長「そこは目標に」五輪でのメダル期待 OAも「監督と話している」

[ 2024年5月4日 03:58 ]

サッカーパリ五輪予選兼U―23アジア杯カタール大会決勝   日本1―0ウズベキスタン ( 2024年5月4日    ドーハ )

宮本恒靖氏
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 日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は「よかったです。前半とか相手の勢いが強くプレスも強くて、なかなか試合をコントロールできず、自分たちのこの大会でのよさが出ていない感じがしましたけど、後半途中からペースを握ることができたと思うし、チームの頑張りがあのビッグセーブにつながった」と決勝戦を総括した。

 
 日本は4大会ぶり2度目のアジア制覇を果たしたが、決勝ではウズベキスタンに苦しめられたことも事実。また、インドネシアが大会の台風の目となるなど、アジアのレベルが上昇してることに関しては、「選手層というところでは日本にはまだ。今回もターンオーバーしながら戦えた利点はあった」としつつも、「他の国も(レベルが)上がってきているのは認識できている。育成強化はやらないといけない」と強調した。
 
 今大会の結果により、日本はパリ五輪1次リーグでパラグアイ、マリ、イスラエルとのD組に入ることが決定。アジア杯は23人の選手登録が可能だったが、五輪本大会は18人となるだけでなく、最大3枠のオーバーエイジ枠も設けられる。「23歳以下の年代の試合だが、そこにオーバーエイジがどれくらい入るのか。そこはいろいろと交渉していかないといけない。情報も入れている段階。五輪に勝ちに行くことと、若い選手が伸びる場所の両方を成立しないといけないのが五輪。両方求めてやる大会。そこでメダルを狙えるようなバックアップをしたい」と話した。

 オーバーエイジ枠の人選については「大岩監督とも少し話をしている。もちろん影さん(影山雅永技術委員長)、森保さんとも話した。協会のチーム含め全部で話していきたい」とした。

 さらにパリ五輪での目標はメダル獲得かと問われると、「そうですね。それがA代表にもつながるし、その先のW杯で最高順位というところにもつながる。そこは目標にしたい」とうなずいた。

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