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【五輪最終予選】表彰式でGK山田大がMF荒木のユニ着用 鹿島同期入団の絆に「泣けた」「感動」

[ 2024年5月4日 03:32 ]

サッカーパリ五輪予選兼U―23アジア杯カタール大会決勝   日本1―0ウズベキスタン ( 2024年5月4日    ドーハ )

荒木のユニホームを来て表彰式に臨んだ山田大(右)=撮影・小海途 良幹
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 パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア杯に出場しているU―23日本代表は4日、決勝でU―23ウズベキスタン代表と対戦。1―0で16年大会以来4大会ぶり2度目のアジア王者に輝いた。後半アディショナルタイムに途中出場のMF山田楓喜(22=東京V)が決勝点を挙げた。大会後には表彰式が行われ、GK山田大樹(22=鹿島)がこの試合で途中でピッチを退いたFW荒木遼太郎(22=FC東京)のユニフォームを着用して参加した。

 山田大と荒木は20年鹿島入団の同期。荒木は今季FC東京に期限付き移籍したものの絆は固く、山田大は「ARAKI 13」の文字がよく見えるように前後逆にユニフォームを着用していた。SNS上には「山田、荒木のユニ着てくれてる」「泣けた本当に良いチーム」「感動した」「荒木には何事もなく帰ってきてほしい」などの反応が並んだ。

 荒木は後半31分に途中出場したが、ウズベキスタンに攻め込まれる展開が続く中、0―0で迎えた後半31分に相手CKの流れからボールを奪い、MF平河がロングボールを前線へ。これを追った荒木は飛び出してきたGKネマトフと激突し、2人ともピッチに倒れ込んだ。

 荒木は顔を打ち付けたかに見えたが、治療を受けてスタッフの確認を経て立ち上がると、ネマトフも脚を負傷しながらも試合に復帰。ネマトフにはイエローカードが提示された。

 荒木はプレーを続行したものの、後半アディショナルタイムにピッチに倒れ込み動けず、担架で運び出された。表彰式には参加しなかった。

 

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