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【五輪最終予選】U-23日本代表4大会ぶりアジア王者!後半AT山田楓が劇的弾 小久保救った神セーブ

[ 2024年5月4日 02:36 ]

サッカーパリ五輪予選兼U―23アジア杯カタール大会決勝   日本1―0ウズベキスタン ( 2024年5月4日    ドーハ )

<日本・ウズベキスタン>優勝し喜びを爆発させるUー23日本代表イレブン(撮影・小海途 良幹)
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 パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア杯に出場しているU―23日本代表は4日、決勝でU―23ウズベキスタン代表と対戦。1―0で16年大会以来4大会ぶり2度目のアジア王者に輝いた。後半アディショナルタイムに途中出場のMF山田楓喜(22=東京V)が決勝点を挙げた。この結果、7月開幕のパリ五輪1次リーグではパラグアイ、マリ、イスラエルのD組に入ることが決まった。

 日本は前半からウズベキスタンのハイプレスに手を焼き、狙い通りの攻撃をさせてもらえなかった。前半28分には敵陣深くでボールを奪いMF佐藤恵允が右足で狙ったが、これはゴール左に外れた。前半のシュートはこの1本のみと苦戦を強いられた。

 後半もウズベキスタンに押し込まれる展開が続いたが、守備陣を中心に体を張ってゴールは許さなかった。大岩監督はFW荒木遼太郎、MF山田楓喜、平河悠らを投入して攻撃を活性化。相手の運動量が落ちた終盤は日本が攻勢を強め、迎えた後半アディショナルタイム。DF高井幸大がセンターサークル付近でボールを奪いMF藤田譲瑠チマにつなぐと、藤田がすかさず縦に送り、荒木が1タッチではたく。最後は山田楓が左足でネットを揺らし、苦しみ抜いた日本がついにウズベキスタンのゴールをこじ開けた。

 しかしその後、VARチェックの末にDF関根大輝がペナルティーエリア内でハンドの反則を犯したとしてウズベキスタンにPKが与えられた。この日、最大のピンチを迎えたが、GK小久保玲央ブライアンがコースを完璧に読む神がかったPKストップを披露。守護神が得点を許さなかった。

  《サッカー日本代表五輪成績》
1992年バルセロナ大会=予選敗退
1996年アトランタ大会=1次リーグ敗退
2000年シドニー大会=ベスト8
2004年アテネ大会=1次リーグ敗退
2008年北京大会=1次リーグ敗退
2012年ロンドン大会=4位
2016年リオデジャネイロ大会=1次リーグ敗退
2021年東京大会=4位
2024年パリ大会=???

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