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名古屋戦のポイントは『セットプレー』と『攻守の切り替え』神戸・吉田監督「自分たちらしさ出したい」

[ 2024年5月2日 13:28 ]

名古屋戦で勝利を目指す神戸・吉田孝行監督(C)VISSEL KOBE
Photo By 提供写真

 神戸は3日、アウェーで名古屋と対戦する。互いに堅守がベースにある中、吉田孝行監督(47)は『攻守の切り替え』と『セットプレーの精度』を勝敗ポイントに挙げた。

 「切り替えの速さで後手にならないこととセットプレーやクロスへの対応が大事になる。難しい試合にはなるけど、自分たちらしさを攻守に出せれば」

 前節・京都戦(4月27日)はセットプレーで失点して敗戦。その後の5日間でポジショニングなどを含めて唯一、修正した箇所だ。データサイト「J STATS」によるセットプレー3プレー以内ゴール数は神戸はJ1トップタイの6得点を記録するが、名古屋も同5得点。どちらが攻撃で威力を発揮し、どちらが守備で凌ぎきれるかで試合の展開は変わりそうだ。

 またDF酒井高徳は「名古屋は守りに入った時に守り方を知っているチーム。その相手の守備が唯一バラバラな時がいつなのか。それは相手がバランスを崩して、リスクを持って攻撃をしてきた時。カウンター合戦になる可能性はあるかもしれないけど、早く前に出ていくことができればチャンスが作れる」という。ボール奪取後の素早い攻撃への切り替えで、名古屋が守備ブロックを敷く前に仕留めるイメージだ。

 5月は7試合が組まれる過密日程。まずは名古屋を撃破し、5月攻勢に勢いを付ける。

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