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【五輪最終予選】ウズベキスタン インドネシア撃破で初の五輪切符!決勝では日本―イラクの勝者と激突へ

[ 2024年4月30日 01:13 ]

Uー23アジア杯準決勝   ウズベキスタン2―0インドネシア ( 2024年4月29日    ドーハ )

U―23ウズベキスタン代表イレブン
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 サッカー男子のパリ五輪最終予選を兼ねたU―23アジア杯カタール大会は29日、同国ドーハで準決勝が行われ、前回準優勝のU―23ウズベキスタン代表が初出場ながら4強進出という快進撃を続けてきたU―23インドネシア代表を2―0と撃破。2大会連続の決勝進出を決め、初の五輪切符を獲得。5月3日の決勝ではU―23日本代表対U―23イラク代表の勝者と対戦することになった。

 U―23アジア杯4大会連続の4強入りを果たしたウズベキスタンは開幕から4戦全勝。12得点無失点と圧倒的な成績で悲願の五輪切符に王手をかけた。

 試合会場には多くのインドネシアサポーターが駆けつけ、まるで“完全アウェー”のような雰囲気となったが前半からボールを支配。攻勢を仕掛けると前半30分にMFブリエフがロングレンジから強烈なミドルシュート。ボール惜しくもクロスバーを叩きゴールを逃したが、スタンドからは相手サポーターの大きな悲鳴が上がった。

 前半から好機を生かせない展開が続き、後半17分にはDFフェラーリにゴールネットを揺らさせるもVAR判定により、その直前でオフサイドがあったとしてゴールは取り消し。命拾いすると、落胆するインドネシアの隙をつき同23分に待望の先制点。途中出場のFWノルチャエフが右からのクロスに飛び込み左足ダイレクトで合わせ、今大会2点目を決めた。

 さらに後半41分にはフリーキックのチャンスにMFジャロリディノフが左足で強烈なシュートを放つと、相手GKが弾いたこぼれ球をDFクサノフがヘッド。シュートは左ポストに弾かれたが、相手のオウンゴールを誘って大きな追加点。2―0と快勝し、初の五輪切符と2大会連続の決勝進出を決め、イレブンに歓喜の瞬間が訪れた。

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2024年4月29日のニュース