【五輪最終予選】U―23日本代表・藤田主将、フル回転宣言「また120分でも戦える」

会見に臨む藤田（撮影・小海途　良幹）
Photo By スポニチ

　サッカー男子のパリ五輪出場を目指すU―23日本代表は29日（日本時間30日）にドーハのジャシム・ビン・ハマド・スタジアムで準決勝・U―23イラク代表戦に臨む。28日には会場で前日会見が行われ、大岩剛監督（51）とMF藤田譲瑠チマ主将（22＝シントトロイデン）が出席し、意気込みを語った。

　タフな主将が再びフル回転を誓った。藤田は準々決勝のカタール戦では延長を含む120分間フル出場。会見では海外メディアからコンディションについて問われると、流ちょうな英語で「昨日はきつかったけど、今日は大丈夫。また120分でも戦える」とニヤリと笑った。勝てばパリ切符が決まる試合だが「まだそんなにパリ行きのことは考えてない。目の前の試合、自分ができることに集中する」と冷静に見据えた。

　会見後にはドーハ市内で最終調整。報道陣に公開された冒頭15分間の練習ではジョギングや短距離走で汗を流し、藤田は積極的に声を出してチームを盛り上げた。