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桜満開や!C大阪が4年ぶりに首位浮上 FWセアラが移籍後最長となる3試合連発

[ 2024年4月13日 17:12 ]

明治安田J1リーグ 第8節   C大阪1―0川崎F ( 2024年4月13日    ヨドコウ桜スタジアム )

<C大阪・川崎F>後半25分、先制ゴールを決めたC大阪のレオ・セアラは桜色に染まったスタンドに向かって歓喜のジャンプ(撮影・長嶋 久樹)
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 満開の桜と歩調を合わせるかのように、桜の戦士たちが躍動した。C大阪は川崎Fを下して2連勝。FWレオ・セアラが0―0の後半25分、3試合連発となるヘディングを叩き込み、これが決勝点となった。2試合連続のクリーンシートで、開幕からのクラブ無敗記録を8に伸ばし、とうとう2020年7月8日の清水戦(ヤンマー)以来4年ぶりの首位に浮上した。

 何度ゴール直前で防がれても攻撃の手を緩めず、勝利を引き寄せた。得点を生んだのはC大阪が誇る“ブラジリアン・カルテット”のうち、スタメンの前線3人。ルーカス・フェルナンデスがドリブルで持ち上がると、ペナルティーエリア内左のカピシャーバへ。ファーサイドにいたセアラへ完璧なクロスを上げ、どんぴしゃで合わせた。

 小菊昭雄監督は前日の取材対応で「満開の桜の下で、ホームでやれることを非常にうれしく思っています。我慢すべき時間帯、仕掛けていく時間帯、保持する時間帯、それぞれで個人の意識が高まっている。川崎Fもボール保持に特徴のあるチームなので、ウチも保持からの前進、ゴールを目指していきたいと思っています」と話していた通り、チャンスをものにした。

 春の桜はもうすぐ散るが、C大阪の満開の桜は歓喜の瞬間まで咲き誇り続ける。

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