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FC東京・松木 指揮官の要望に応える絶妙クロスで勝利呼ぶ「ピーターから個人的に求められるところ」

[ 2024年4月7日 20:36 ]

明治安田J1リーグ第7節   FC東京2―0鹿島 ( 2024年4月7日    国立 )

<FC東京・鹿島>後半、ゴールを決めた原川と喜ぶFC東京・松木(右)(撮影・西海健太郎)
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 FC東京は7日、国立競技場で鹿島を対戦し、U―23日本代表MF松木玖生(20)が2アシストの活躍でチームを2―0勝利に導いた。

 まずは後半10分、左サイドでバングーナガンデからパスを受け、左足でニアに正確なクロスを送り仲川の頭に合わせた。

 「ピーターから個人的に求められるところで、あそこからだったら“アーリークロスも狙っていけ”と言われてた」

 まさに指揮官の要望に応える絶妙クロス。これでチームを流れを引き寄せると、試合終了間際は走り込んできた原川に右足で合わせ、ダメ押し点をお膳立てした。

 「あれは(原川)力くんがスーパー。アシストつけてくれてありがとうございという感じです」。チームメートへの感謝も忘れなかった。

 今後はチームを離れ、パリ五輪切符を懸けたU―23アジア杯に臨むU―23日本代表に合流する。昨年に出場したU―20W杯アルゼンチン大会では1次リーグ敗退。世界の厳しさも味わった。A代表が8強敗退に終わったアジア杯でも「1発のカウンターだったりが怖い」と感じたという。

 「アジアもレベル高くなってきているので、気は抜けない。一発勝負なので、中2日の疲労とかも言い訳にできないですし、常に1試合を大切に戦っていけたら」。頼もしさを増した背番号7が、今度はカタールの地で大暴れする。

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