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広島が首位町田撃破 無敗2位浮上にスキッベ監督「満足している」6チーム目J1通算1000試合目飾る

[ 2024年4月4日 00:46 ]

明治安田J1リーグ 第6節   広島2―1町田 ( 2024年4月3日    町田GIONスタジアム )

<町田・広島>勝利し、広島GK大迫(左)とタッチを交わすスキッベ監督
Photo By 共同

 J1初参戦町田の勢いを広島が止めた。快勝で無敗を継続し、町田と勝ち点1差に迫り2位に浮上。スキッベ監督は「チームのいいパフォーマンスに満足している。約80分間、敵陣でサッカーができた。この勝利で町田との勝ち点を縮められたことをうれしく思う」とご機嫌だった。

 今季無敗同士で注目された上位チーム対決は前半15分、広島で守備の要を担うDF荒木隼人が足を痛め早々に交代するアクシデント。新潟から加入したDF新井直人が右サイドに投入し、DF中野就斗が3バック中央に回って町田のロングボール攻撃に対抗した。

 前半31分、MF満田誠の縦パスに反応したFW大橋祐紀が右足で決めて先制。後半10分にはDF佐々木翔が倒されてVAR判定の末に得たPKを満田が沈め、リードを広げた。終盤はロングスローを多用する町田のパワープレーを、オウンゴールの1失点のみで逃げ切った。初対戦となった町田の強度について問われた満田は「そこは自分たちもストロングと思っている。出ていないメンバーも含め、強度の高い練習ができている」と自信をにじませた。

 J1在籍が30年目となる広島は、史上6チーム目となるJ1通算1000試合を勝利で飾った。さらにJ1で昨季終盤から12試合負けなしとなり、15年と19年のクラブ最長記録11試合を更新した。

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