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横浜・植中 最後のアピールだ!「結果を残さないと何も始まらない」 4日に五輪最終予選メンバー発表

[ 2024年4月3日 04:39 ]

リラックスした表情で汗を流す植中
Photo By スポニチ

 明治安田J1リーグは3日に第6節の10試合が行われ、横浜F・マリノスはホームで川崎Fとの“神奈川ダービー”に臨む。4日にはパリ五輪最終予選を兼ねたU―23アジア杯(15日開幕、カタール)に出場するU―23日本代表メンバー23人が発表される予定。3月の同代表活動では結果を残せなかったFW植中朝日(22)は今季初得点を挙げて“駆け込みアピール”を狙う。

 横浜の植中が最後のチャンスに懸ける。五輪最終予選のメンバー発表を翌日に控えた大事な一戦に向けて「Jリーグで結果を残さないと何も始まらない。だからこそ、明日の試合で活躍したい」。この日は冒頭15分の練習で軽快な動きを披露し、最終調整を終えた。

 U―23日本代表候補の国内組攻撃陣は現在、リーグ戦で荒木が4得点、染野と藤尾がともに2得点をマークするなどライバルが好調だ。一方の植中は無得点。先月のU―23代表の親善試合2試合でもネットを揺らすことができず、「他の選手は点を決めているが、自分はまだ決めることができてないので焦りは少しある」とアピール不足を痛感している。

 本職FWだけでなくインサイドハーフもこなす貴重な存在。「自分の価値を上げるチャンス」と自らに言い聞かせるように話した22歳が何より欲しいのはゴールという結果だ。現在リーグ11位に沈む横浜を上昇気流に乗せるためにも、勝利に導く一撃を決めてカタール行きの切符をもぎ取る。 

 

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