横浜・植中朝日　U―23代表入りへ川崎F戦で“駆け込み”アピール狙う「価値を上げられるチャンス」

リラックスした表情で汗を流す植中
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　横浜F・マリノスは3日に神奈川・日産スタジアムで川崎Fとの“神奈川ダービー”に臨む。2日は神奈川県横須賀市内のチーム施設で全体練習を行い、冒頭15分を報道陣に公開。パリ五輪アジア最終予選U―23日本代表入りを狙うFW植中朝日（22）は同代表メンバー発表前最後の試合での“駆け込み”アピールを誓った。

　先月のU―23日本代表活動に招集され、U―23マリ代表戦で先発し、U―23ウクライナ代表戦は途中出場だった植中。本職FWながらインサイドハーフもこなす万能ぶりを披露したが、得点を奪うことはできず「いいパフォーマンスとは言えなかった。オプションにはなってない」と反省を口にする。

　同予選を兼ねたU―23アジア杯カタール大会に臨む代表メンバー23人は4日に発表される予定で、川崎F戦は最後のアピールの機会だ。この日は冒頭15分の公開練習で軽快な動きを披露しており、今季初ゴールを狙う。

　練習後の取材エリアでは「次の試合で（マリ戦とウクライナ戦の反省を）取り返すような活躍をしたい。価値を上げられるチャンスでもある。自分がいたから勝てたというくらいの活躍をしたい」と静かに闘志を燃やしていた。