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U―23代表、4月最終予選の海外組招集は?大岩監督「お願いベース」 山本ND「非常に厳しい交渉に」

[ 2024年3月15日 14:52 ]

意気込みを語る大岩監督(右)と山本ナショナルチームダイレクター(撮影・尾崎 有希)
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 日本サッカー協会は15日、パリ五輪アジア最終予選(来月15日開幕、カタール)に向けた親善試合(22日マリ戦、25日ウクライナ戦)に臨むU―23日本代表26人を発表。MF松木玖生(20=FC東京)、DF半田陸(22=G大阪)らが名を連ねたほか、MF荒木遼太郎(22=FC東京)は22年ドバイ杯以来となる選出となった。

 今回は海外組5人が選出されたが、会見した大岩剛監督は「シーズン終盤の大事な時期。海外組の招集はその中でデリケートな問題ですので、最終予選に呼べる呼べないところまではまだいっていない。(拘束力がないので)あくまでもお願いベース。山本(昌邦)ナショナルチームダイレクターが海外クラブとコンタクトを取ってくれている。現在も交渉を続けているのが現状」と説明。そのうえで「今回参加してくれる海外組は、最終予選の出場の確率が高いと思っていただいていいと思います」と話した。

 4月の最終予選での海外組招集について、山本NDは「まず招集のところが、非常にハードルが上がっていて、監督が求める全員が呼べるわけではない。日程が4月にずれ込み、欧州との日程で非常に厳しい交渉になっている」と現状を説明。「カタールの暑熱対策もある。各国も凄く力を上げています。W杯の出場枠がアジアも増え、トップグループの下のグループも育成の強化を進めて、選手が育ってきている。ここからW杯の枠と、五輪の3.5という枠は、本当にハードルが高いと思っています。厳しい戦いになると覚悟しています」と見通しを語った。

 メンバー26人は以下の通り。

▽GK
小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)
藤田和輝(千葉)
野澤大志ブランドン(FC東京)

▽DF
内野貴史(デュッセルドルフ)
大畑歩夢(浦和)
西尾隆矢(C大阪)
バングーナガンデ佳史扶(FC東京)
馬場晴也(札幌)
半田陸(G大阪)
関根大輝(柏)
鈴木海音(磐田)
高井幸大(川崎F)

▽MF
平河悠(町田)
山田楓喜(東京V)
佐藤恵允(ブレーメン)
川崎颯太(京都)
山本理仁(シントトロイデン)
藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)
小見洋太(新潟)
田中聡(湘南)
松木玖生(FC東京)

▽FW
藤尾翔太(町田)
細谷真大(柏)
染野唯月(東京V)
植中朝日(横浜)
荒木遼太郎(FC東京)

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